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2004.01.15 Thu

自然を支える農のはたらき、研究進む
稲作技術が生み出す自然の豊かさや多様さ、そしてそれらを支える仕組みを明らかにしようと、2000年5月、農と自然の研究所が設立された。

日本の農村風景に代表される田んぼには、四季独特の景観がある。また、湿地と乾地が入り組んだ自然は、様々な生物層を作っている。そして、これらの自然環境は、日本の伝統的な稲作技術に支えられている。

しかし、その景観や自然環境は、経済性を追求した近代の農業で軽視されてきた。そこで、同研究所は、「農産物以外の農業の価値を伝えていかなければならない」という考えのもと、農の多面的な機能を調査・研究し、環境政策の提案などを行っている。

農と自然の研究所は、日本で初めて、田んぼに生息する生物の全国調査を提起した。調査は、全国各地の農業従事者や、市民グループなどの協力のもと、例年実施されている。2001年に行われた調査では「稲3株(ご飯一杯に値する)に、赤とんぼが1匹生息している」ことが明らかになった。今後は、草花や風景、文化などへ調査対象を広げていく予定である。

2400年前から続く伝統的な稲作技術を意識化し、自然を支える新しい農の姿を明らかにすること。これが農と自然の研究所の活動テーマである。

http://hb7.seikyou.ne.jp/home/N-une/

登録日時: 2004/01/15 08:24:50 PM
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