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2004.01.09 Fri
ダイオキシンを水で除去 低価格の削減設備開発へ
大阪大学碓井建夫教授(反応工学)の研究グループはごみ焼却後の排ガスを水に吹き込んでダイオキシンを除去することに成功、住金関西工業と共同でダイオキシン除去・処理の簡便な装置を開発したと2003年10月24日発表した。

ダイオキシンは700度以上の高温で分解されるので、自治体などではごみ焼却を高温で行い、排ガスは急冷却してからフィルターを通すという処理で、ダイオキシン削減がはかられている。しかしこの設備はコストがかかるため、全ての自治体がとりいれるには至らず、また中、小型焼却炉への普及は進んでいない。

同研究グループの川端弘俊技術専門職員らは排ガス中に残存する微細な浮遊カーボン系物質がダイオキシン類生成の主原因であることを突き止め、この炭素系微粒子を水で除去することを考案。水に排ガスを吹き込む実験でダイオキシン類95%以上減少という好成績を得た。さらに水中のダイオキシン類を95%以上除去する簡易な方法も確立し、実機レベルで実証実験中である。このプロジェクトには、新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)および科学技術振興機構(JST)も出資し急ピッチで事業化が計られている。

今回開発された装置は従来のものに比べ仕組みが簡単なことから、ダイオキシン削減設備の低価格化および普及が期待される。

https://www.osaka-u.info/technonet/article/200210a2.html

登録日時: 2004/01/09 09:33:22 PM
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