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2003.12.15 Mon
エタノール混合ガソリン解禁と、業界の反応
2003年8月28日より、バイオエタノールを最大3%まで混合したガソリンの販売が解禁となった。バイオエタノールはサトウキビなど生物資源を原料としたアルコールの1種で、それを燃焼して発生するCO2は植物の成長過程で吸収したCO2とみなされる。よって地球温暖化防止に貢献するとして、開発や実用化が進んでいるエネルギーである。

一方、石油連盟は、エタノール混合ガソリン解禁に対し、供給面に関する問題点を指摘している。
1)現状の世界貿易におけるエタノール取引量は年間約100万キロリットル。うちバイオエタノールの輸出余力があるのはブラジル一国のみ。
2)原料が作物であるため、天候や砂糖価格の動向などにより、生産量・価格が大きく変動する。
3)日本におけるエタノール輸入コストは、1リットルあたり30-50円と高価格。さらにエタノールの熱量はガソリンの60%程度であることから、熱量等価では一層割高となる。
4)輸入されたバイオエタノールが、カーボンニュートラル(二酸化炭素排出量をゼロとしてカウント)として扱われるか未確定。

日本自動車工業会も、既販車への安全性、新燃料に対応する新型車の開発コストおよびリードタイムの問題などを訴え、国の環境・エネルギー政策におけるエタノール混合燃料導入の必要性を明確化するよう要求している。

登録日時: 2003/12/15 02:22:36 PM
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