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2003.11.25 Tue
大量蓄電可能なナノゲート・キャパシタを開発
日本電子は、2003年10月3日、キャパシタのエネルギー密度を50-75Wh/kgに向上させた画期的なナノゲート・キャパシタの開発に成功したことを発表した。このエネルギー密度は、現存する高エネルギーキャパシタの10倍以上となる。

キャパシタは、充放電時間が極めて短い、寿命が非常に長い、二次電池のように有害物質を含まないため環境への悪影響もない、安全である、ほとんど炭とアルミ箔から構成されているため、廃棄に伴う環境への影響も著しく少ない等の利点を有している。キャパシタの最大の弱点はエネルギー密度が二次電池と比べて極めて低いことであった。

今回のナノゲート・キャパシタは、本来のキャパシタの利点を有したまま、ニッケル-水素電池を超え、大型リチウム-イオン電池に迫る高エネルギー密度を有している。

ナノゲート・キャパシタを用いた蓄電システムができれば、「電気を溜め」て、必要な電力を必要な量、必要な大きさで効率よく活用できるようになる。ハイブリッド自動車、電気自動車、太陽光発電や風力発電のバッファ、夜間電力の蓄電倉庫等の広範な製品が実用化できよう。また、揚水発電に代えてナノゲート・キャパシタによる蓄電システムを用い、また、負荷平準化に活用するなど、世界のエネルギーおよび環境問題に大きく貢献することが期待される。

http://www.jeol.co.jp/jeol/topics/2003/031003.htm

登録日時: 2003/11/25 06:15:28 PM
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