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2003.11.18 Tue
純国産トキ、絶滅
2003年10月10日、新潟県の佐渡トキ保護センターで飼われていた雌のトキ、キンが死んだ。キンは純国産のトキの最後の一羽だった。推定36歳で、人間でいえば100歳以上の年齢。

トキは人間が住む場所のすぐ近くで暮らす里の鳥だったが、明治以降の乱獲と、農薬の使用など、生息環境の悪化のため、数が減っていった。1945年に国の天然記念物に指定され、野生の5羽を一斉捕獲し、人工繁殖事業が始まったものの、繁殖には至らなかった。

キンの死亡で純国産トキは事実上絶滅した。純国産トキの絶滅は1995年に最後の雄の純国産トキ、ミドリが死んだ時点で確定していた。

現在、佐渡トキ保護センターには中国産の39羽が飼育されている。うち3羽は中国から贈られた親で、残りはセンターで生まれた。佐渡島では、トキが野生に戻れるように、田んぼで農薬を使わずに米を作るなどの活動が広がっている。



登録日時: 2003/11/18 07:02:16 AM
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