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2003.04.18 Fri
サッカー観戦は、リユースカップで
環境省は、ごみを減らす暮らし方を社会に普及・定着させていくための調査研究として、「リユースカップの実施利用に関する検討調査」を実施する。

多くの観客が集まるサッカー場、野球場などでは、飲料容器として使い捨ての紙容器が使われ、大量のごみが発生している。使い捨て容器の回収・リサイクルには多くの新たなエネルギー投入が必要であるので、繰り返し使うリユースの仕組みを構築することが求められている。

本調査では、スポーツ競技場のような閉鎖空間で大量に発生している使い捨て飲料容器ごみの発生を抑制し、デポジット制度によるリユースカップを日本のサッカー場、野球場、コンサート会場などに導入していくために解決すべき諸課題、[1]リユースカップ導入・拡大の課題、[2]リユースカップの国内生産、[3]リユースカップのLCA、[4]リユースカップの品質管理などについて整理・検討をおこなう。

2003年3月15日のナビスコカップから、大分スポーツ公園総合競技場(収容席数:約36,000席)において、本格的なデポジット制度によるリユースカップの利用が始まった。ビールやジュースの容器を紙コップからポリプロピレン製の容器に替え、100円のデポジットを上乗せて販売。飲み終わったカップを回収場所に返すと、100円が戻ってくるしくみ。試算によると、リユースカップを導入した場合、1試合平均で約1万個のカップを削減することができるという。

本検討会では、ここで収集したデータなどを基に検討を進め、来年度末までに中間報告をまとめる予定。日本には、容器包装リサイクル法はあるものの、リサイクル以前のリユースを推進する法律や社会・経済システムは現在はない。デポジット制も、八丈島で空き缶を対象に行われている程度で、今回の取り組みが注目される。

http://www.env.go.jp/press/press.php3?serial=3976

登録日時: 2003/04/18 09:47:49 AM
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