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2003.03.18 Tue
バイオマス活用へ、木質ペレットの復活の兆し
2002年12月に農水省が「バイオマス・ニッポン総合戦略」を発表したが、日本国内では、熱エネルギーの再利用として「木質ペレット」が注目されつつある。

木質ペレット燃料は、おが屑やかんな屑などの製材廃材や林地残材、古紙といった木質系の副産物、廃棄物を粉砕、圧縮し、成型した固形燃料。軽量(長さ1-2cm、直径は6、8、10、12mmが一般的)で、乾燥していて貯蔵が容易、さらに形状・含水率が一定のため自動運転装置に適し、発電用ボイラーから家庭用ストーブとして幅広い用途に使える。

原料の木材は、大気中の二酸化炭素が光合成によって固定されたものなので、燃焼しても地球上の二酸化炭素の実質的な増減につながらない(カーボン・ニュートラル)。また、木質ペレットの利用促進から、新しい産業の創出も期待されている。

熱出力100MW単位の大型ボイラーの場合は、発電や地域熱供給といった地域エネルギーに活用され、中・小型ボイラーでは、工場の自家発電装置や病院や学校の暖房に使用される。家庭用の小型ボイラーはペレットストーブとして気軽に使える。すでにスウェーデンでは、工業用から家庭用まで幅広く利用されている。
 
日本では現在、岩手県、徳島県、高知県で生産され、年間生産量は2,300トン。一時オイルショック時に生産量が増加し、30工場近くが操業していたが、その後石油価格の下落し、定着するに至らなかった。最近、代替燃料として再び注目を集めている。


「バイオマス・ニッポン総合戦略骨子」公表される (関連のJFS記事)
http://www.japanfs.org/db/153-j

登録日時: 2003/03/18 08:27:39 PM
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