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2002.12.17 Tue
東京都、都営住宅リサイクルモデルプロジェクトの中間まとめを発表
東京都では、「都営住宅リサイクルモデルプロジェクト」として、都営住宅新宿(にいじゅく)六丁目団地の解体から建設までを一貫した工事としてモデル事業を進めているが、解体工事が終わったところで中間まとめを発表した。

モデル事業の分別解体による再資源化は、99.8%のリサイクルとなった。内訳は、躯体(基礎を含む)が100%、内装材が92.1%。117戸の解体に伴い、合計6,825トンの解体材が発生したが、そのうち再資源化ができなかったのは、12トンだけだった。特に、都営住宅における内装材の従来のリサイクル率は60%程度であり、今回はこの率を92.1%まで高めたことにより、焼却や埋立処分されるものを約48t( 約208立方メートル)削減した。

従来は、路盤材にするか埋め立て処分していた板ガラスはガラスウールやインターロッキングに、埋め立て処分していた石膏ボードは再生石膏ボードにするなど、新たなリサイクルルートを開拓することにより、一層の再資源化を図った。

さらに、塩化ビニル建材のうち、マテリアルリサイクルが困難な汚れのある塩化ビニル管等について、溶融ガス化により塩化水素等として取り出し、再度原料として利用するケミカルリサイクル(ガス化)の実証研究を新たな取り組みとしてはじめる。

東京都では、今回のモデル事業の結果を踏まえて、今後発注する解体工事から、分別解体を本格実施する。また、今後の都営住宅及び民間住宅の解体工事の手引書となる「リサイクルマニュアル(解体工事編)」を年度内に作成するほか、「リサイクルマニュアル(建設工事編)」及び「リサイクルガイドブック」を作成するなどして、広く中小建設事業者や都民への普及・啓発を図る考え。


東京都、団地を丸ごとリサイクルへ  (関連のJFS記事)
http://www.japanfs.org/db/105-j

登録日時: 2002/12/17 03:32:35 PM
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