生物多様性・食糧・水

2018年05月27日

 

東京都とNTTドコモ、食品ロス削減を目指す「EcoBuy」の実証試験実施

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イメージ画像:Photo by Toby Oxborrow Some Rights Reserved.

東京都とNTTドコモは2018年1月15日、「『持続可能な資源利用』に向けたモデル事業」の一環として、1月19日から2月28日までの41日間、東京都中央区の「miniピアゴ入船1丁目店」において「EcoBuy」の実証実験を実施すると発表した。この取組は、食品ロス削減に関する消費者の認知向上と小売店や家庭における食品廃棄物の削減を促すもの。

「EcoBuy」は、スマートフォンアプリを活用して、賞味期限・消費期限間近の「EcoBuy」対象商品を購入した消費者に、インセンティブとしてポイントを付与することで食品ロスを減らす仕組みで、NTTドコモが構築した。

同対象品の購入者は、レシートと賞味期限・消費期限をスマートフォンで撮影し、アプリを用いてポイントセンターに送信する。同センターはその内容を確認し、条件に合致している場合に定価の20%相当のポイント(dポイントなど)を付与する。

実証実験期間中、購入者の登録した賞味期限・消費期限の残期間が一定期間になったら購入者に通知を行う。対象食品が消費されていた場合はサンキューメッセージを送る。まだの場合には購入した食品で作れるレシピを提案して消費を促すこととしている。

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