震災からの復興

2017年07月27日

 

地域再生へ ビジョン共有

Keywords:  震災復興  共生社会  再生可能エネルギー  市民社会・地域 

 

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東日本大震災の被災者支援プロジェクト「JKSK結結プロジェクト」が、東京新聞への連載を通じて被災地復興の様子を伝える「東北復興日記」。今回は、2016年11月15日に掲載された、ビジョンを共有して地域再生を目指す取り組みをご紹介します。

東日本大震災の後、エネルギーや食べ物について、どこでどのように作られ、どんなルートで自分のところに来ているのか、各地で関心を持つ市民が増えました。同時にコミュニティーへの関心も高まりました。震災で人と人、人とコミュニティー、人と自然とのつながりが、分断されていることを痛感したからでした。福島のように、つながりそのものが奪われた地域もあります。

そうした事情を背景に、さまざまなビジョンを共有する人が増えました。

  • 自然エネルギーや食べ物を自分たちで作ろう
  • 農山村と交流して素性の分かるエネルギーや農産物を手に入れよう
  • その産地や作り手と交流して信頼関係を培い、持続可能な社会の実現を目指そう

などです。

その一例が福島県いわき市を拠点に展開する「いわきおてんとSUNプロジェクト」です。震災や原発事故で放棄された農地を復活させるため、有機栽培で生産した綿を製品開発する事業を通じて、地域再生を後押ししています。並行して、自然エネルギーによる電源開発・供給などを展開する電力事業も進めています。地域が主体となった両事業には、これまでに1万5千人を超える首都圏のボランティアや、地元の小中学生も参加しています。

この電力事業では、いわき市に設置した約50%のソーラー発電設備が2013年5月の稼動以降、順調に推移。志を同じくする「パルシステム電力」(東京)に販売しています。最近は交流の範囲が海外にも発展。福島の子どもたちが手作りしたソーラーパネルは、「希望の灯り」と称してネパールやフィリピン、ミクロネシアの無電化地帯に届いています。

JKSK会員
一般社団法人ロハス・ビジネス・アライアンス 共同代表
大和田順子

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