企業・CSR

2016年10月27日

 

LIXIL、新興国向け簡易式トイレ『SaTo』累計使用台数100万台突破へ

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写真:新興国向け簡易式トイレ『SaTo』
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総合住生活の大手企業LIXILグループは2016年5月31日、新興市場向けに展開する簡易式トイレ「SaTo(Safe Toilet/安全なトイレ)」の累計使用台数が7月に100万台を突破する見込みであることを発表した。バングラデシュ、ケニア、ウガンダ、ルワンダ、ハイチ、フィリピン、インドを含む国々において販売や試験導入が行われており、世界で約500万人の人々の衛生環境の向上につながっている。

「SaTo」は、低価格で、簡単に設置ができるのが特長。コンクリートスラブの穴に設置でき、排水口に取り付けられた弁によって、排泄物からの臭気や、ハエなどの虫の進入を防ぐ仕組み。従来の汲み取り式トイレによって発生する悪臭や病気の伝染を防ぐことができ、公衆衛生の改善に貢献する。

LIXILグループでは、「これまで衛生陶器に関する専門知識を活かし、新興国のニーズに応え、グローバルな衛生問題を解決する製品を生み出してきた。この実績と専門性を活かすことで、世界中の人々に安全で衛生的な環境を提供できるよう、持続的な取り組みを推進し、2020年までに1億人の衛生環境を改善することを目指す」としている。

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