2016年05月26日
Keywords: 政策・制度
国連広報センターは2016年3月2日、持続可能な開発目標(SDGs)アイコンのキャッチコピーを日本語化したことを発表した。SDGsを広く一般に知ってもらい、市民社会、民間企業、個人一人ひとりのアクションにつなげることがねらい。
国連グローバル・コンパクト署名企業である博報堂のクリエイティブボランティア支援を受け、国連関係機関、SDGsに関わる日本の市民社会、日本政府、国際協力機構(JICA)といった幅広い層を交えて検討を重ね、イメージの湧きやすい平易な日本語キャッチコピーを制作した。
「コミュニケーション」という企業の本業による社会貢献で完成した「みんなで使える、みんなのためのキャッチコピー」を通じて、日本語版SDGsアイコンを多くの人に使ってほしいとしている。
3月4日には、地球環境戦略研究機関(IGES)がグローバル・コンパクト・ネットワーク・ジャパン(GCNJ)と協働して作成した「SDGコンパス」日本語翻訳版が公開された。IGESとGCNJは同日、公開を記念するセミナーを開催。企業、市民団体、大学・研究機関等から約200名が参加し、SDGコンパスの解説、事業を通じたSDGs実施へのSDGコンパス活用事例の紹介を受け、SDGsの実現に向けた議論を行った。