震災からの復興

2016年02月03日

 

皆で植樹 防災緑地に

Keywords:  震災復興  生態系・生物多様性  防災・減災 

 

写真:防災緑地
Copyright 福島県富岡土木事務所 All Rights Reserved.

東日本大震災の被災者支援プロジェクト「JKSK結結プロジェクト」が、東京新聞への連載を通じて被災地復興の様子を伝える「東北復興日記」。今回は、2015年9月11日に掲載された、地域外の人々を巻き込んだ防災緑地づくりに関する取り組みをご紹介します。

「ここに12ヘクタールの林ができるんです。いわきや首都圏の皆さんにも植樹や森づくりに力を貸していただきたい」津波で自宅や田畑を失った根元賢仁(まさひと)さんから、そんな話をお聞きしたのは昨年春のことでした。

福島県広野町の沿岸では、幅50メートル、総延長約2キロメートルの防災緑地の建設が着々と進んでいます。年度内には造成がほぼ終わり、来年3月から黒マツ、タブ、地域のシンボルであるミカンなどが植栽される予定です。

県の富岡土木事務所は造成と並行して主に町民を対象にした「ひろの防災緑地サポーターズクラブ」を設置。これまで7回の会合を重ね、どこにどのような樹木を植えるか、どのように管理していくか話し合いを重ねています。

JSKSでは、2013年からいわき市内のNPO法人ザ・ピープルが広野町内に借りている畑で、有機綿栽培の手伝いを続けてきました。年に3~4回ボランティアバスを運行し、毎回30~40人、高校生、大学生、会社員、公務員、シニアまで幅広い世代のさまざまな職業の方が参加しています。震災から4年半がたった今も参加者が減ることはありません。むしろ、「福島に継続的にかかわっていきたい」と積極的な声が聞こえてきます。

なぜ参加者が減らないのか。それは、広野町の方たちの地域再生への思い、いわきで先行的に取り組んできた市民の情熱、そしてこの防災緑地に植樹をし、木々の生長を見守り、新しいふるさとづくりをご一緒に、というビジョンに共感しているからではないでしょうか。

ボランティアバスでは畑で汗を流した後、地元の方たちと意見交換を重ねてきました。そして今年は復興庁「新しい東北先導モデル事業」を活用し、広野町に賑わい・なりわいをつくり出す「広野わいわいプロジェクト」に取り組んでいます。明日12日も綿畑で汗を流し、午後は地元のお米、綿、みかんなどを生かした商品開発ワークショップを行います。

認定NPO法人JKSK女性の活力を社会の活力に
理事長 大和田順子

〈参考〉
2016年3月6日開催:森の交流イベント&被災地視察スタディツアー
http://presenttree.jp/blog/?p=1361

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