企業・CSR

2015年07月06日

 

東京ガス、火の恵みと火の力を子どもたちに伝える「火育(ひいく)」を実施

Keywords:  企業活動  レジリエンス  企業(非製造業) 

 

写真:火育
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今、火を扱ったことのない子どもたちが増えている。「危ない」という理由で、子どもから火を遠ざける傾向にある。時代の変化とともに暮らしの中で火を見る機会や、火と関わる機会が急速に減少したことも理由のひとつであろう。

東京ガスは2012年より、次世代教育の一環として、小学生以上の子どもたちを対象に、「火育(ひいく)」に取り組んでいる。子どもたちが火について学び、正しく扱い、そして火がもたらす様々な恵みを楽しむ体験を通して、「災害時に生き抜く力」と「生活を豊かにする力」を育むことを目的としている。

東京ガスの火育は、その目的ごとにさまざまな体験学習プログラムがあり、特に「災害時」のプログラムは興味深い。

東京ガスでは大規模な地震に備え、様々な地震防災対策を行っているが、震災の状況によっては自分の力で火をおこすことも求められる。実際、東日本大震災では、本来の「火の価値」が見直されたと言われている。電気やガスなどのライフラインが一時的にストップする中、その代わりとして火をおこし「あたたかさ」「おいしさ」「明るさ」を得ることができたからだ。

東京ガスでは、ガスの科学館や地域のイベントなどで火育を実施しており、2014年度は約2,800名が参加した。今後も積極的な展開をはかっていく。

東京ガスの火育
http://www.tokyo-gas.co.jp/hiiku/

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