企業・CSR

2015年02月14日

 

JR東日本、「CSR報告書2014」を発行、省エネ・創エネの集中的な取り組みを特集

Keywords:  企業活動  交通・モビリティ  企業(非製造業) 

 

画像:JR東日本グループCSR報告書
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東日本旅客鉄道(JR東日本)は2014年9月18日、「CSR報告書2014」を発行した。環境、安全、社会の側面から企業活動を報告するもので、「グループ経営構想Ⅴ~限りなき前進~」の大きな柱の一つである「エネルギー・環境戦略」について特集が組まれている。特集で紹介された事例は、次のとおり。

(1)蓄電池駆動電車(ACCUM):大容量の主回路用蓄電池を搭載したEV-E301系(愛称ACCUM=アキュム)が2014年3月から烏山線で営業運転を開始。非電化区間の環境負荷低減を実現した。

(2)大規模太陽光発電設備(メガソーラー):出力1,050キロワットのメガソーラーを京葉車両センター構内に設置。2014年2月28日から使用を開始した。CO2の年間排出量を約500トン削減できる見込み。常磐線友部・内原間には4メガワット級の設備を設置。2014年度中の使用開始をめざす。

(3)再生可能エネルギーの導入推進:北東北が重点エリア。秋田県の羽越本線道川~下浜間で2014年3月に風況調査を開始、風力発電のポテンシャルを検討。青森県では、大学や行政機関と連携し、八甲田北西地域で地熱発電の可能性調査を実施。

同社は、環境保全の面でも「鉄道の進化」を達成するため、省エネ、創エネ(再生可能エネルギー)、スマートグリッドの3分野に注力している。

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