企業・CSR

2015年01月04日

 

ソニー、難燃性再生プラスチックの外販開始、再生材使用率最大99%

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写真:難燃性再生プラスチック
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ソニーは2014年8月4日、難燃性再生プラスチックSORPLAS(ソープラス)を同年10月上旬以降、グループ外へ販売すると発表した。最大99%の再生材使用率、高い耐久性・耐熱性を特長とするSORPLASの普及により、資源リサイクル促進と環境負荷の低減を目指す。

従来、廃ポリカーボネイト樹脂を再利用する場合は、難燃剤と新しいポリカーボネイト樹脂を大量に添加していた。ソニーは独自の硫黄系難燃剤を使用し、SORPLASへの難燃剤添加量を従来比10%未満に抑えている。これにより、高い耐久性・耐熱性を最大99%の再生材使用率で実現した。新しいポリカーボネイト樹脂の添加量も少ないため、CO2発生量も大幅に削減される。

SORPLASは「高流動性タイプ」「高衝撃性タイプ」「薄肉難燃タイプ」の3つのラインアップを揃え、さまざまな製品の要求特性に対応可能となっている。ソニーは、国内外の家電製造業者等に向けて、従来の難燃性ポリカーボネイト樹脂と同程度の価格で幅広く提供する。

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