企業・CSR

2014年10月04日

 

アレフ、「生きもの豊かな田んぼ」の取り組みで生物多様性保全に貢献

Keywords:  企業活動  生態系・生物多様性 

 

写真:「生きもの豊かな田んぼ」プロジェクト
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「びっくりドンキー」などのファミリーレストランを展開する株式会社アレフが取り組んでいる「生きもの豊かな田んぼ」プロジェクトが2014年3月、国連生物多様性の10年日本委員会の連携事業に認定された。

このプロジェクトは、農家、顧客等多様な主体と共に水田の生物多様性を保全することを目的に、生物多様性の保全に貢献する農法で栽培した米の調達とレストランでの提供、自社施設内「ふゆみずたんぼ」での実践と体験機会の提供、北海道内での生物多様性に貢献する農法の実証を行っている。

「ふゆみずたんぼ」では、通常は水を抜いている冬季にも田に水をはる。イトミミズなど水中の生きものの働きを高め、雑草の生長を抑えたり、稲に必要な栄養分をつくったりすることが狙い。生きものを守り育むとともに、お米づくりを生きものが助けてくれる、生きものとは切っても切れない関係にあるお米づくりの方法といえる。

今後は、店舗での「生きもの豊かな田んぼ」の米の提供を維持することで、本業を通して水田の生物多様性保全に貢献する。また、産地での市民・従業員参加型調査の開催や店舗・ウェブ等を活用し普及啓発を展開しつつ、持続可能な有機栽培技術の確立を目標に生産者等との対話・実証を継続する。

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