企業・CSR

2014年09月01日

 

日本コカ・コーラ、京都大学の水循環研究に自社製品を提供

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写真:いろはす 写真:森の水だより
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日本コカ・コーラは2014年5月8日、京都大学の水循環研究に対し、ペットボトル入りミネラルウォーター製品を研究サンプルとして提供することを発表した。あわせて、本研究を含む森林水文学研究に対し、コカ・コーラ財団から助成を行う。

コカ・コーラ社のミネラルウォーター製品は、科学的な調査に基づいて水源域が特定されている。加えて、一定の基準で汲み上げられた地下水が、ペットボトルという取り扱いやすい形状の容器に入れられ、製造年月日が明記され、厳格に管理されていることから、サンプルの集積や保管、データ管理が容易なため、中長期間にわたる水循環の変動に関する研究に適している。

これまで、水循環の解明には雨水の定期的な収集が不可欠で、組織的で大がかりな現地観測や採水調査が必要とされていたため、大学の研究室だけで取り組むことは難しかった。京都大学は、雨水の情報が地下水に反映されていることをつきとめ、水源域が科学的に特定されており、その管理等が信頼に足るミネラルウォーター製品を利用することで、広域的かつ継続的な水循環研究が可能なことを明らかにした。

今後、京都大学と日本コカ・コーラ、およびコカ・コーラ財団は、水資源保全、水災害防止、気候変動抑制など、環境分野における現地観測・予測検証研究を通じて、持続可能な社会のあり方に関する課題に協働で取り組んでいく。

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