2014年05月11日
Keywords: 環境技術 大学・研究機関
東京大学は2014年2月4日、光合成を行う藍藻類(シアノバクテリア)で、光化学系Iとアンテナ装置の超複合体の単離に初めて成功し、超複合体の形成に必要なタンパク質を発見したと発表した。
同研究により、植物や藻類に存在する2種類の光化学反応装置のうち、これまで知られていなかった化学系Iのエネルギー伝達の仕組みが明らかとなった。
今回発見した超複合体の応用により、光合成反応を促進する新しい光合成生物や光合成生産システムの創出のほか、水素生産への利用などが期待できるとしている。