エネルギー・地球温暖化

2014年05月03日

 

横浜市、ビル部門のデマンドレスポンスで最大22.8%のピークカットを達成

Keywords:  省エネ  地方自治体 

 

写真:横浜市役所
イメージ画像:Photo by Wiiii Some Rights Reserved.

横浜市は2013年10月24日、「横浜スマートシティプロジェクト(YSCP)」の一環として行われた統合ビルエネルギーマネジメントシステム(BEMS)を活用した実証実験で、目標値を上回る最大22.8%のピークカットを達成したと発表した。

削減に貢献した実績に応じて電力割引相当の金額を支払う制度をインセンティブ価格3段階(5円/kWh、15円/kWh、50円/kWh)で検証し、15円/kWh以上で効果が見られることも確認した。

YSCPは、日本型スマートグリッドの構築や海外展開を実現するための取り組みとして2010年4月に経済産業省の「次世代エネルギー・社会システム実証地域」に選定されたプロジェクトで、民間企業と協働し、再生可能エネルギーや一般世帯・事業者・地域でのエネルギーマネジメント、次世代交通システム等に取り組んでいる。

2013年1月のビル6棟の実証に続き、夏季(7~9月)には14棟のビル・工場・集合住宅が参加して電力のピークカット等を目的とした実証を行った。

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