エネルギー・地球温暖化

2014年04月20日

 

農業と融合した大規模太陽光発電が完成

Keywords:  再生可能エネルギー  地方自治体  食糧 

 

写真:Mafate Marla solar panel
イメージ画像:Photo by David.Monniaux All Rights Reserved.

岐阜県美濃加茂市の県有地において、2014年1月24日、大規模太陽光発電施設、美濃加茂エネルギーファームが開所した。年間発電量は157万6千キロワットで、一般家庭約450世帯分の年間需要に相当する。また、太陽光パネルを高さ2メートル以上の架台の上に設置し、その下でサカキなどの農作物栽培を併せて行う。

メガソーラーと農業が融合するモデルとして、未使用農地の上にパネルを設置して太陽光発電を行う例はあるが、太陽光発電のパネルの下のスペースの有効活用と地域振興を目的に、新規に農業も立ちあげる取組みは全国的にも類を見ない。

また、非常用コンセントも設置しており、防災機能を強化する施設ともなっている。環境教育を目的として、物見台や電子看板を設置し、市内の小中学生の見学者を受け入れる予定。

English  

 

 

このページの先頭へ