NPOと企業のパートナーシップ大賞グランプリ、「フィデアのチャリティージャム事業」

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「NPOと企業のパートナーシップ推進」をミッションとして掲げるNPOパートナーシップ・サポートセンターは2013年11月30日、名古屋市で第10回パートナーシップ大賞グランプリ発表・表彰式を行い、全国から集まった35事業の中から、フィデアのチャリティージャム事業がグランプリを受賞した。

チャリティージャム事業は、タンザニアから長野県に嫁いだ小林フィデアさんが同国の孤児支援のため設立したNPOムワンガサ・ファンデーションの活動を、同県のワイン・食品メーカー、サンクゼールがチャリティージャム販売により支援するもの。

購入者の支払うジャム代金500円のうち100円、そのほか別途100円をサンクゼールが拠出し、同NPOを通じて孤児たちの支援金となる。2009年８月の発売から2013年10月末までに５万7,380本のジャムを販売し、988万2,100円の寄附が孤児たちの食事、教育、医療などに役立てられた。

NPOパートナーシップ・サポートセンターでは、今後も地域や社会を動かす、よりインパクトのある協働事例の発掘を目指すとしている。