人と社会のダイバーシティ

2014年02月10日

 

広島県 男性の育児休暇取得率が7.2%に上昇、全国平均の約4倍に

Keywords:  ワークライフバランス  ダイバーシティ  地方自治体 

 

広島県が2013年10月28日に公表した、県内の企業2500社を対象にした、2013年の「職場環境実態調査」の結果によると、従業員の育児休暇取得率は男性対象者数の7.2%に達し、全国平均の1.9%を大きく上回った。

広島県は2010年より、「仕事も」「家庭も」両立することができる社会を目指し、男性の育児休暇取得に力を入れている。主な施策 は育児休暇取得制度の認知を広げるテレビ番組「ひろしま満点パパ」や、育児休暇取得する従業員数300人以下の事業者に対し、1ヶ月未満の育児休暇取得者1人あたり20万円を支給する「育休奨励金」や、育児休業休暇中の従業員に対する「育児休業給付金」などがある。

育児休暇取得率の効果は、1日あたりの男性の家事、育児時間にも現れた。2006年には1日あたり19分で全国順位47位であったが、 2011年には53分と約3倍に増加し、全国順位も6位まで上昇している。

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