政策・制度・技術

2013年11月20日

 

環境配慮型都市づくりのノウハウを体系化「北九州モデル」を3か国語で発信

Keywords:  政策・制度  国際  地方自治体 

 

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北九州市が開設し運営に関わるアジア低炭素化センターは2013年9月3日、同市の経験に基づく環境配慮型都市づくりのためのノウハウを体系的に整理した「北九州モデル」を作成したことを公表した。都市の発展や低炭素社会づくりに役立つアジア型都市開発モデルとして、このような方法論の作成は日本初。

同モデルは、廃棄物管理、エネルギー管理、上下水管理、環境保全の4つの環境分野を統合した街づくりのノウハウのほか、リサイクル工場を集積させた「北九州エコタウン」等の実例を紹介するケーススタディや、マスタープラン作成に役立つチェックリスト等のツールキットを含む。日本語、英語、中国語の3か国語で作成され、それぞれインターネットに掲載されている。

同市は新成長戦略のリーディングプロジェクトの一つとして、「アジアに貢献する都市インフラビジネスの展開」を位置づけており、環境姉妹都市・スラバヤ市、友好協力協定を締結しているハイフォン市などを対象に、「北九州モデル」を活用し、マスタープランの策定段階から参画することで、パッケージ型都市環境インフラの海外輸出を促進するとしている。

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