生物多様性・食糧・水

2013年10月30日

 

木材利用の促進へ 木材利用ポイント発行・交換の申請受付開始

Keywords:  生態系・生物多様性  政府 

 


木材利用ポイント事務局は2013年7月1日、林野庁が行う「木材利用ポイント事業」のポイント発行・交換の申請受付を開始した。同事業は、スギ、ヒノキ、カラマツなどを活用した木造住宅の新築・増築・購入、内装・外装の木質化工事、木材製品・木質ペレットストーブ・薪ストーブの購入の際にポイントを付与し、そのポイントを地域の農林水産品などと交換できるというもの。

日本の人工林は、森林資源量が増加している一方、木材の利用が進んでいない。間伐が進まず、新しく木が植えられないことなどから、土砂崩れの原因になったり、CO2の吸収能力が減少したり、病虫害が発生しやすくなったりしている。また、農山村地域の活力低下の大きな原因にもなっている。

こうした現状を踏まえ、木材の適切な利用により、森林の適正な整備・保全、地球温暖化防止、循環型社会の形成に貢献し、農山漁村地域の振興に資することを目指す。

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