生物多様性・食糧・水

2013年10月13日

 

食品の安全に関する意識高まる2012年度版食育白書

Keywords:  食糧  政府 

 


2013年5月に公表された2012年度版食育白書、国民の食育に関する意識調査によると、「食の安 全性に関する基礎的知識がある」と答えた人が66.5%にのぼった。「健康に悪影響を与えないようにするために、どのような食品を選択するとよいかや、どのような調理が必要かについての知識があると思うか」という質問に対して、「十分にあると思う」は13.5%、「ある程度あると思う」53%だった。2010年度の「食品安全確保総合調査」では37.4%であり、大幅な改善が見られる。

食生活への関心についても、「食品の安全性に関すること」に関心があると答えた人は94.5%、「食べ残しや食品廃棄に関すること」は86.1%と、いずれも関心が高いことがわかった。国際的に原油や農産物 の価格が高騰するなか、食料自給率が39%と低い日本は大きな食料調達リスクを抱えており、食品や食生活 に関する国民の意識や認識をさらに高めていくことが大事だと思われる。この調査は、2012年12月に全国20歳以上、3,000人を対象に行われ、回収率は59.1%だった。

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