エコ・ソーシャルビジネス

2013年10月12日

 

アンヤット、小松市で地域循環型経済システムの構築に挑戦

Keywords:  エコ・ソーシャルビジネス  レジリエンス  企業(非製造業)  市民社会・地域 

 

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石川県第三の都市である小松市で、「未来の小松を創る」ことを目的に2010年4月に設立された社会的企業のアンヤットは、「小松市内で循環できる経済システムの構築」などをビジョンとして掲げ、地域にある資産を有効活用した新しいビジネスモデルづくりに取り組んでいる。

同社がこれまでに取り組んできたのは、郷土食「小松うどん」を全国的に売り出すブランド化事業、小松産六条大麦の地産地消を推進する「こまつむぎプロジェクト」、小松の良いもの・懐かしいものを紹介・販売するオンラインショッピングサイト「カオッサこまつ」などで、いずれも外部経済の影響を受けない持続可能な地域循環型経済システムの構築を目指している。

同社の長期計画によると、会社設立から5年間で継続的に収益、雇用を生み続けるビジネスモデルを定着させ、安定した街づくりの資金源を確保し、地域住民との協力体制も構築する。設立から10年間には、中心市街地の再生、市民と観光客が歩いて賑わう街並みの復活を実現し、さらに10年後(2030年)には「新しい形のこまつ」を完成させるとしている。

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