2013年10月08日
2013年7月、日本で初めての紙幣(日本銀行券)から作成された本が刊行された。発行された本は『人生はムダづかい方程式』(赤木晶子著)。本文、表紙カバーに紙幣をリサイクルした用紙が使われている。
日本では年間3000トンの流通できなくなった紙幣を裁断し、その約6割を住宅用の建材、固形燃料、トイレットペーパー、事務用品などにリサイクルし、残りを一般廃棄物として焼却処分している。
夢・人・ものづくり工房(大阪府)は、裁断した古紙幣をリサイクルの素材とした商品開発や、関係する企業とのコラボレーションに取り組んでおり、今回日本で初めての書籍へのリサイクルが実現した。
書籍を出版したときわ総合サービス(東京都)は、お金に関連した出版物やアイデア商品も販売している。