エネルギー・地球温暖化

2013年09月23日

 

浜松市 約20%の電力自給率を目指すエネルギービジョンを策定

Keywords:  エネルギー政策  再生可能エネルギー  地方自治体 

 

Hamamatsu_Energy_Vision.jpg
Copyright 浜松市 All Rights Reserved.


人口約80万人の政令指定都市である静岡県浜松市は2013年3月、同市のエネルギー政策の全体構想である「浜松市エネルギービジョン」を策定した。再生可能エネルギーと自家発電設備による電力自給率を、2011年度の4.3%から、2030年度には20.3%に、再生可能エネルギー導入量を、2030年度において2011年度の5.1倍に高めるとしている。一方で、総電力使用量は2030年度までに2010年度から10%の削減を目指す。

再生可能エネルギーの導入、省エネルギーの推進に加えて、エネルギーマネジメントシステムの導入、環境・エネルギー産業の創造の4つを柱に掲げている。

全国第1位の日照時間を生かし、特に太陽光発電では導入日本一を目標とする。また、省エネルギー設備の導入や改修、新築建築物のゼロエネルギー化を通じて省エネに配慮した生活スタイルや事業モデルの定着を目指す。その他、地域経済の活性化につながる再生可能エネルギーや省エネ関連技術の開発や、関連事業の展開も推進していく。

市民生活や産業活動を支えるエネルギーの自給率を高め、省エネルギーを図りながら効率よく消費するための独自の政策を推進する考え。

English  

 

 

このページの先頭へ