市民社会の動き

2013年07月15日

 

秩父市みやのかわ商店街、共助の社会づくりへ「ボランティアバンク」を組織

Keywords:  市民社会・地域  NGO・市民  幸せ 

 

埼玉県秩父市の「みやのかわ商店街振興組合」は、2007年8月より、高齢者など支援を必要としている人のために有償で登録ボランティアを派遣する「ボランティアバンクおたすけ隊」を組織している。

「おたすけ隊」のボランティア隊員として仕事をした人は、その実績を時間に応じて貯蓄し、それを自分自身や家族のために利用するほか、秩父市の共通商品券(商店街で使用可能)で受け取ることもでき、商店街が仲立ちとなっての共助の社会づくりが進んでいる。 「おたすけ隊」が行う仕事は、散歩や買い物同伴などの外出支援、簡単な庭の手入れ、掃除などの家事手伝い、買い物代行など、依頼主の要望により様々で、利用料金は1時間800円。「おたすけ隊」のボランティア隊員は随時募集中で、応募資格は年齢・性別・経験とも不問だが、中心メンバーは元気な高齢者となっており、彼らが援助を必要とする高齢者を支えている。

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