山陽女子高等学校、2013年日本ストックホルム青少年水大賞受賞

Copyright 山陽女子高等学校

日本水大賞委員会は2013年４月５日、2013年日本ストックホルム青少年水大賞（日本SWJP）の受賞者を発表し、岡山県にある山陽女子高等学校・地歴部の活動「瀬戸内海の海底ごみ問題の解決に向けての取り組み　～回収活動と啓発活動からのアプローチ～」が大賞を受賞した。同校は、９月にスウェーデンのストックホルムで開催される国際コンテストに参加する。

山陽女子高等学校・地歴部は同中学と合同で、瀬戸内海で深刻な問題となっている海底ごみ問題を解決し、美しい海を取り戻すために、海底ごみを回収して海底をきれいにすること、海底ごみの啓発活動をしてごみの発生量を抑制することに取り組んでいる。同校の活動内容は、JFSニュースレター2013年３月号で紹介している。 日本SWJPは、ストックホルム青少年水大賞（SWJP）に日本代表を推薦する国内予選として認定されている。SWJPは「水のノーベル賞」と称されているストックホルム水大賞のいわばジュニア版であり、生活の質の向上及び水環境における生態系の改善に資する優れたプロジェクト（調査研究）を行った、若い研究者に贈られる。 関連のJFS記事： 海底ごみ問題の解決に向けて取り組む中学・高校生