生物多様性・食糧・水

2012年10月09日

 

地下水を地域共有の財産として、採取規制条例を可決

Keywords:    地方自治体 

 


佐久市議会は2012年6月29日、地下水や湧水の保全を目的とした地下水保全条例の原案を可決した。地下水を「市民生活に欠くことのできない地域共有の貴重な財産」と位置づけ、将来にわたり市民が豊かで良質な地下水の恵みを享受できるよう、地下水の採取について定めたもの。

佐久市では水道資源の大部分を地下水に依存しており、地下水が公の水であるという認識のもと、市民の意識を啓発して保全に努めることが求められる。そのため、地下水採取の量によって許可または、届出の基準を制定、井戸設置に関するとりきめを定めた。同市では、この条例によって、地下水を脅威から守り、育み、未来へ確実に継承する考え。

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