2012年04月25日
Keywords: エコ・ソーシャルビジネス 企業(非製造業) 環境技術
不動産業大手の三菱地所は2012年2月2日、東京都千代田区丸の内に建設してきた環境に配慮した最新複合オフィスビル「丸の内永楽ビルディング」を1月19日に竣工したと発表した。以下の取り組みにより国土交通省の「省CO2推進モデル事業」に認定されている。
ビル屋上に最大出力100kWhの大規模太陽光パネル設置。オフィスゾーンの基準照明としてLED照明を採用し、標準的なオフィスビルの蛍光灯に比べ消費電力を約38%削減。熱負荷を軽減するため、断熱性の高いエアフローウィンドウシステムの採用、ルーバー・庇の設置、高性能ガラスの採用。壁面緑化やクールルーフ塗装、地域冷暖房の採用によるヒートアイランド対策など。
同ビルは地上27階、地下4階、延べ床面積は約13万9800平方メートル。防災面では独自の耐震基準に基づき、震度7クラスの地震においても、地震後に継続して在館できるように、通常の超高層ビルの約1.5倍の耐震性能を確保し、停電や断水に対応して非常用発電機、井戸が設置されている。
登録日時:2012/04/25 06:00:15 AM
「丸の内永楽ビルディング」竣工
http://www.mec.co.jp/j/news/pdf/mec120202.pdf