お金の流れ

2010年06月16日

 

事業者の環境保全のための設備投資は1.5兆円 「環境投資等実態調査」より

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環境省は2010年3月19日、「環境投資等実態調査」の結果を発表した。事業者による2009年度の環境保全のための設備投資額合計は1兆5,232億円と推計され、同調査の設備投資額全体の推計値48兆431億円に占める割合は3.2%。

その内訳は、地球環境保全のための投資7,336億円(48.2%)、公害防止のための投資 4,927億円(32.3%)、資源循環のための投資2,789億円(18.3%)などとなっている。

また、2009年度の環境保全のための費用額の合計は5兆5,223億円と推計され、その内訳は、環境保全を主な目的とする研究開発費用2兆3,638億円(42.8%)、資源循環のための費用1兆3,747億円(24.9%)、公害防止のための費用1兆1,614億円(21.0%)など。

今回の調査対象は従業員300人以上(一部業種については100人以上)の民間事業者から無作為抽出した5,930社で、有効回答数は1,906社。「主要企業の環境目的投資の割合」は、第三次環境基本計画において、重点的な取組の進捗状況を把握するための指標として位置づけられ、環境省では今後とも継続的に同様の調査を実施していく予定。

「環境投資等実態調査」の結果について
http://www.env.go.jp/press/press.php?serial=12287&mode=print

登録日時:2010/06/16 06:00:15 AM

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