2005年11月20日
Keywords: 化石エネルギー 企業(非製造業) 省エネ
東京ガスは、2005年6月29日より、家庭用燃料電池システム「LIFUEL(ライフエル)」の設置希望者の募集を開始した。同社では2005年度に200台限定で「ライフエル」をモニター販売する予定。同年1月-3月に20台限定で希望者を募集し、設置先が決定したのを受けて新たに開始したもの。
「ライフエル」は、都市ガスから水素を取り出し、空気中の酸素と化学反応させることで発電し、同時に発生する熱を利用して給湯も行うというエネルギー効率の高いコージェネレーションシステム。CO2の排出量は従来システムと比べ約40%削減、一次エネルギー消費量も約26%削減可能となる。
設置条件は東京ガス供給エリア内で東京都、神奈川県、千葉県、埼玉南部の戸建住宅であり、「FCパートナーシップ契約」を締結し、設置稼動後3年間は東京ガスによる運転データ取得とアンケートの協力など。データや調査結果は、「ライフエル」の性能向上に活かされる。
東京ガスは家庭用燃料電池コージェネレーションシステムの普及を通じ、地球環境に貢献したいとしている。
http://www.tokyo-gas.co.jp/Press/list.html
登録日時: 2005/11/20 09:50:39 AM
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