エネルギー・地球温暖化

2005年09月15日

 

電気量を減らして活動資金を 周南市 市民節電所事業

Keywords:  省エネ  お金の流れ  地方自治体  政策・制度 

 

山口県周南市では、各家庭で夏期の電気使用量を前年より減らすと、その割合に応じてグループに活動支援金等を支給する「周南市市民節電所」事業を2005年7月から10月までの4ヶ月間実施する。2004年2月に策定した、周南市地域省エネルギービジョンの一環。

市内の10世帯以上からなるグループが参加できる。電力会社からの「電気使用量のお知らせ」に記載されている当月分と前年同月の使用量から削減量を計算。各世帯各月の減らした割合に応じて、グループに活動支援金が支給されるしくみ。募集は4回に分けておこなわれ、各回500世帯程度の応募を見込む。

支援金は、4%以上-6%未満の節減で50円、6%以上-12%未満で100円、12%以上で200円を支給。また、データ収集手数料として「電気使用量のお知らせ」が4ヶ月分すべてそろうと、1世帯あたり100円を加算する。

公募市民等からなる地球温暖化防止市民実行計画スタッフ会議がまとめた「地球温暖化防止市民実行計画」や、「家庭における地球温暖化防止活動診断」(診断員が各家庭の状況を訪問調査し、身近で具体的な地球温暖化防止のための実践活動をアドバイスする事業)などを活用し、それぞれのグループが節電方法をくふうする。




登録日時: 2005/09/15 11:03:10 PM

英語記事はこちら


 


 

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