JFSイベント
日米学生環境会議
2004年6月8日開催
2003年も暮れるころ、米国カンザス大学のパトリシア・グラハム教授(Dr. Patricia
Graham:JFSニュースレターの読者)から、「6月に学生9名を引率して来日するので、JFSのメンバーと環境について意見交換をしたい」とご連絡がありました。そこで、JFSが日米の学生による環境意見交換の場を企画。株式会社宣伝会議様のご協力を得て2004年6月に、学生の視点から、持続可能性に対する日米の考え方や相違点を知り、共通に描ける持続可能な社会のビジョンを話し合う会議が実現しました。
- 日時:2004年6月8日 12:00〜18:00
- 場所:株式会社宣伝会議 会議室
- 主催:カンザス大学、JFS
本会議には、日本人学生14名とカンザス大学生9名が参加しました。日本からは、専攻はさまざまですが、「持続可能な社会」と「英語」に関心を持つ学生が参加。カンザス大学からは、大学独自のアジアスカラーズ・プログラム(日本の文化や歴史、また現代の生活様式を学ぶ)に選ばれ来日中の学生が参加しました。
メッセージ・開会 13:00-13:20
まず初めに、カンザス大学のウィリアム・ツツイ教授とパトリシア・グラハム教授から、「カンザス大学の学生と日本の学生が、持続可能な社会について考える会を開けたことをとても誇りに思います」と、メッセージをいただきました。
そして、JFS共同代表の枝廣淳子が、「JFSの一つのミッションは、持続可能な日本のビジョンをつくりたいということです。今日は日米集まっての会議ですので、日本だけではなく世界の持続可能なビジョンを考えることができたら、と思います」と、本会議に期待を寄せました。
プレゼンテーション 13:30-15:30
日米の学生が、自国の持続可能性への取り組みを、国・地域・学校の3つのレベルに分けてプレゼンテーションしました。
- カンザス大学生 プレゼンテーション
- 地域レベル:ローレンスの取り組み(スマートグロース、グリーンウォルマート他)、ローレンスと大都市・小都市の比較
- 学校レベル:カンザス大学生にアンケート(意識・行動調査)、キャンパス内の環境活動(ATハウス、環境安全意識向上委員会他)
- 国レベル:エネルギー、地球温暖化、京都議定書
- 日本人学生 プレゼンテーション
- 日本の地理・歴史・文化
- 日本人特有のものを無駄にしない価値観「もったいない」
- 国レベル:行政・企業・市民のパートナーシップ −環のくらし、キャンドルナイト
- 地域レベル:日本の風土や文化を活かした取り組み −岩手県葛巻町、里山
- 学校レベル:大学環境サークルから国際青年NGOの活動まで
グループディスカッション 15:50-16:50
国・地域・学校の3つのレベルに分かれて、それぞれのテーマについてディスカッションを行いました。
- 国レベル:「50年後の持続可能な社会のビジョン」
- 地域レベル:「持続可能な社会に向けた地域社会での取り組み」
- 学校レベル:「持続可能な社会に向けての学校での取り組み」
グループディスカッション発表と総評・閉会 17:00-18:00
各グループの話し合いを発表・共有し、パトリシア・グラハム教授から総評をいただきました。
- 国レベル
- 人と自然の関係 −とらえ方の違い
- 「南北問題(North-South Problem)」と「第三世界の問題(The Third World Issues)」
- 地域レベル
- 衰退している商店街の活性化 −地域住民の取り組み
- コミュニケーションの大切さ −"Nice to meet you!"
- 学校レベル
- 「抗議(protest)」と「対立(confrontation)」
- 取り組む姿勢の違い −個人主義と集団主義

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