JFSイベント
●エコプロダクツ2007同時開催シンポジウム
「持続可能な社会ビジョンについて −個人の思いが地域とつながるとき」
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2007年12月15日 開催
今年は日本各地の「地域」に目を向け、「持続可能な地域」とはどのような姿を現しつつあるのか、3つの事例から考えてみました。私たち一人ひとりが意思をもって行動することが、どのように持続可能な社会づくりにつながっていくのでしょうか。今回ご紹介するユニークな取り組みが、あと「一歩」を踏み出す勇気と大きな示唆を与えてくれるでしょう。
■日時:2007年12月15日(土) 14:00〜16:00
■会場:東京ビッグサイト会議棟6F 609号室
■主催:ジャパン・フォー・サステナビリティ
プレゼンテーション要旨
●ブラウンズフィールドでの持続可能な暮らし
中島デコ氏(マクロビオテック料理研究家)
○世界中の仲間とともに
私の住まいであるBrown's Fieldは、千葉の外房の九十九里のはずれの太東というところから、また少し山のほうに車で15分くらい入ったところに位置しています。すぐ庭の目の前に田んぼがあって、伊勢光という種類の古代米をつくっています。ほかに保存食として、味噌、醤油、梅干、切干大根とか、たくわんとかいろいろなものをつくって半分自給自足みたいな生活をしています。
東京からこちらに来てから8年経ちます。東京にいたときにも自然食をしていて、ナチュラルハウスのようなところでよく買い物をしていたんですが、高いお米やお野菜という「自然食」がすごく「不自然食」に思えてきたんです。小松菜だって、すごく遠くから運ばれてきて、一把250円もする。都会でいいものを食べるために、お金を出して買いあさるという行為に嫌気がさし、どこかの地方で種を蒔きたい、と思っていたちょうどそのとき、たまたまご縁があって、今の場所を見つけました。
我が家にはいつもいろいろな人がいます。WWOOF(=Willing Workers on Organic Farm、ウーフ)というシステムのホストになっているので、世界中から研修生が来て、一緒にご飯をつくって、一緒に食べて、一緒に片付けて、一緒に田んぼに出てという感じで、ほとんどプライベートがないほどです。
目の前の田んぼは一反五畝くらいあって、家族だけなら十分まかないきれる広さですけど、こうやって家族以外の住人が多いのと、1年ほど前から自宅カフェを始めたので、本当は自給にしたいんですけど、とてもまかないきれていません。9〜10カ月くらいしかもちませんが、できる範囲でやっています。
○マクロビオティックと半農半Xで持続可能な暮らし
私のマクロビオティックはゆるやかなもので、お肉も食べます。自分で手をかけて育てたものは、お肉も含めてありがたくその命をいただくという考え方です。合鴨農法も取り入れていますが、大きくなったカモは食卓にも上ります。そのぐらいの適当さ加減がいいんじゃないかなと思っています。
お味噌やお醤油もすごく簡単な方法で自給しています。お醤油の場合、近所の方のご紹介で麹を送ってもらい、家で塩と水と混ぜて、1カ月に1回かき混ぜるだけです。1年くらい経ったら、ご近所で持ち寄ってお醤油絞りをします。絞りたてのお醤油って本当に美味しいです。子どもたちも一緒に味見をしてますが、そうやって味覚を覚えていくということこそ、教育なんじゃないかなって私は思ってます。
「半農半X」という考え方が、私は一番持続可能だと思います。半ば自給自足的に生活してますが、やっぱり全農にしてしまうと、何とか全部売らなければと思ってしまって、天候にも左右されますし、行き詰ることがあるんじゃないでしょうか。半分農業で自給的に、残り半分は好きなことをしていて、その好きなことが多少収入につながれば、大してお金がかからないし、みんなにとっても無理のない持続可能な社会になるんじゃないかなと思って、この半農半Xをお勧めしています。
ここでの生活でもできるだけ無理はしません。たとえば、訪ねてくる人がみんな驚くような汚い納屋を改装してカフェにしいていますが、金〜日曜日だけしか開いてません。ランチを15人分くらいつくって、お客さんが誰も来なければ、そのままお夕食にすればいいという、無理も無駄もないカフェです。
○地域にどう溶け込んでいくか
私は生まれも育ちも東京でしたから、来る前はすごく不安もありました。でもいざ来てみると、近所の方もわりと親切で、地域に入っていく上での大きな問題は特に感じませんでした。
ただ、「無農薬の農業をやりたい」と言ったときには、隣の農家のおじいさんに「それは都会人の幻想だ」と言われてしまいました。うちの旦那はアメリカ人なんですが、「僕は、職業で農家をやるわけじゃない。子どもたちに昔の日本人がやってきた米づくりを見せてあげたいだけなんです」と言ったら納得していただけましたね。もちろん、そのおじいさんも昔は機械も除草剤も使っていなかったわけですから。こういうときに、肩肘張らずに言い方を変えれば、伝わることがあるんだと思います。
最初は冷たくて、犬がうるさいとか、いろいろなことに干渉してきた村のおばあちゃんにも、とりあえず笑顔で挨拶して、おすそ分けを何度も持っていってました。そのうちに、おばあちゃんからも「サツマイモ、持ってきたよ」という交流が生まれて、私はそれをお菓子にして返すということを少しずつやっていきました。最近では、カフェにランチを食べにきてくれることもあります。
村人にしてみれば、新しい人間が移住してきても、ワーッと来て、ワーッていなくなっちゃうんじゃないか心配なんですよ。でも私たちは、この地域を活性化して楽しくしたい、自分たちのものにするのではなく、この場をシェアしたい、と少しずつお伝えすることで、だんだん心が通うようになりました。
私がこれまでやりたいことを、どんどんどんどん前を向いて進んでやってこられたのは、マクロビオティックのおかげだと思ってます。ちゃんといいもの、地域のもの、丸ごといただいて、体をうんと健康にすると、精神もうんと健康になります。自分が元気だと、何か人にしてあげたいとか、どんどん前に行きたいとか、もっといろんなことができるという気分になって、自分の思いも願いもかなっていくっていうことを私はお伝えしたいと思っています。マクロビオティックを環境と絡めながら、楽しんでみんなとシェアしながら、こういうBrown's Fieldというところをつくっていますので、ぜひみなさんも遊びにいらしてください。
●共生の農業
猪瀬良一氏 (見沼田んぼ福祉農園代表)
○首都圏に残る貴重な緑地空間
見沼田んぼ福祉農園は、近隣のデイケア施設やボランティア組織が運営する協働農場です。東京の都心から25kmぐらいの見沼田んぼというところにある、千代田区より大きな農的大規模緑地空間で、差別がなく、自由で互いが尊重される、共生の農業を実践しています。
この辺は、年に2回近所の神社で行われる獅子舞が伝承されていたり、通船堀といって、世界最古の閘門式運河が残っていたりと、歴史が育んできたものがまだ残っている土地柄です。今も昔もそうですが、ここを大きく開発しようという話がある中で、見沼田んぼが広がる緑地は、首都圏にとって非常に貴重です。
うちの長男良太には知的障害がありますが、毎日福祉農園で働いています。ちょうど養護学校が義務化された1979年に小学生になったのですが、「うちは養護学校には行きません」と地域の普通学校に入りました。自然な関係の中で、わいわい育つのが大事だなと思いましたので。埼玉は、元々地域的にそういう風土があったのか、障害児を普通学校に入れる例が多いです。
長男が小学校を出るころ、以前から知っていた見沼田んぼで土地を借りて開墾をしていました。その経験を生かして1999年4月、見沼福祉農園の第1農園がスタートしました。今は7つの団体と、第2、第3農園合わせて、だいたいサッカー場2面ぐらいの広さのところで農業をしています。
ここは元々沼地で、耕作放棄された田んぼだったので、非常に水はけが悪く、畑の土地としてはよくないところで、開墾には苦労しました。そこで、近所のおじさんにアドバイスをもらって、畑のそばに竹を利用した排水用の暗渠をつくったり、そこで掘り出した泥は、半年間日に干してから畑に漉き込んだり、土地の改良を工夫しました。
○地域、学生、企業をつなぐ協働の畑づくり
2000年から、地域の福祉グループによる耕作が始まり、翌年2001年夏ごろからは、農園ボランティアに学生が参加するようになります。学生が集まりだして子どもたちも来るようになって、活気が出て面白くなってきましたね。2002年には学生たちが「見沼・風の学校」を結成して、農業少年団も組織して活発な活動が増えていきました。今では近隣の学校の総合学習で使われることもあります。
農園は企業の人も応援してくれています。例えばホンダからは、耕うん機や芝刈り機を提供してもらい、またその使い方の技術指導もしてもらっています。日本サムスンは、「日本サムスン社会奉仕団」というボランティア組織をつくって、社員さんが大勢で農作業を手伝いに来てくれます。難しいことを言って何もやらない人たちじゃなくて、具体的な経営的・技術的指導をできる人たちや、一緒に汗を流してくれる人たちと提携して農園づくりを進めています。
○土づくりは人づくり
福祉農園では農薬や除草剤を使わないので、人力で除草作業をしますが、思ったよりも大変な作業です。もともと耕作放棄地でしたから、雑草の種類も多い。よく生態系をそのまま残そうと言いますが、最初に残るのは帰化植物なんですね。都市近郊なのでそういう傾向が特に強いです。草を生やさない、虫を増やさないということをきちんとしないと、いくら福祉だとか言っても地域の農家に信用してもらえません。挨拶とともに、そうした農業のモラルみたいなものが、地域とつながっていくには非常に大切ですね。
堆肥も自分たちでつくっています。農園があるのはさいたま市緑区というところですが、合併してから区界を越えて堆肥の材料を移動できなくなりました。以前は、並木道や植栽に植え込んである木々を堆肥化して還元するのに、余ったら足りないところへ持っていくなど、地域で資源が循環していました。それが今はできなくなって、大量に余ってしまうんですね。私たちはそれをもらってきて、畑に還元しています。
堆肥づくりひとつとっても、私たちがうまくできたのは、近所の農家のアドバイスが最初にあったおかげです。それが一番大きかった。やはり風土というか、地元の土や風、季節の変化を知っているのは地域の農家です。本だけを読んでやろうとしてもダメなんですよね。
農業を代々家業にしてきた古くからの農家と、私たちのように新しく農業を始めた新住民が、理屈ではなくて、農作業でお互い汗をかくことからつきあいを深めていくのは大事なことだと思います。そうした中で、その地域の風土にあった方法を学んだり、また新しい風土をつくって、経験を塗り替えていくといった意味での持続性を、私たちは体感しています。
●配布資料
共生の農業(PDF 約8.7MKB)
●エコ・ミュージアムによる地域のつなぎ直し − エコロジーの風土学へ
嵯峨創平氏(環境文化のための対話研究所(IDEC)代表理事)
僕は「エコ・ミュージアム」というのをテーマにしたNPOを主催しているのですが、「歴史的環境」とか「生活文化」の視点から環境まちづくりに取り組んでいます。実は大学時代からいろいろな地方の過疎地域や農山村をまわるような活動や仕事をしていまして、ずっと東京に住んでいながら、地方と行ったり来たりという生活を、もう二十数年続けています。いままで800ヶ所以上の農山村に訪ね歩いたことになります。
○コーディネーターを育てる
福島県の奥会津で「奥会津案内人講座」というものを開いています。単純に自然解説のような案内人ではなくて、都会と地方とをつなぐコーディネーターのような人材を育てる講座です。
奥会津というのは、只見川流域の非常に雪が多い地域で、なおかつ地形が急峻なところです。周辺には、国立公園の尾瀬沼があったり、日本最大規模の森林生態系保護地域がある一方で、古い工芸文化や民俗行事などが、今でも非常に色濃く残っているところです。
歴史を振り返ると、昭和10年代から国策として電源開発が始まりました。昭和17年に、僕が通っている三島町に「宮下ダム」というダムがつくられたのを皮切りに流域に64基ものダムがつくられ、その建設プロジェクトと伴に流域社会は大きな変化を遂げてきました。かつては下流にある新潟から食文化や芸能が入ってくるなどの往来もあったのですが、ダム建設が終った昭和40年代から、流域の過疎化が急速に進みました。
特に三島町は、昭和45年の国政調査で、県下で人口減少率が一番高い町になってしまったのです。その打開策として昭和49年に、ふるさとを持たない都市住民との交流によって、町を活性化しようという「ふるさと運動」を始めました。日本で最初の都市農村交流事業でした。当時は随分マスコミに取り上げられましたが、人口減少は止まっていません。運動として非常に盛り上がったのですが、事業化するところまで構築できなかったとか、後継者となる若い人材を育てきれなかったといった反省があがっていました。
三島町では、2001年から新たに三島町振興計画のシンボル事業として「エコ・ミュージアム構想」を始めています。2006年から、若手の職員や町民、僕たちのような外部のNPOを含めた共同でプロジェクトチームが始まりました。従来のように、行政職員だけで組織したり、行政から委託されて委員になるのではなく、「やりたい人」が手をあげる方式に変わってきました。ゆくゆくは、只見川流域の連携なども視野に入れた仕組みを築きあげることを考え始めています。
○「ふだん着の暮らし」に宿る価値
僕自身は2005年度から三島町のエコ・ミュージアム事業にかかわり始めたのですが、最初にやったのが「地域資源の再発見ワークショップ」(地元学などの手法を使った「あるもの探し」)です。会津弁で「ふだん着の暮らしを語ってみんべ」というのですが、観光地としての三島ではなく、「ふだん着の暮らし」こそ農山村の人たちが自信を持って語れる部分なので、そこに都会の人たちも惹かれる魅力があることを、まずは自分たちで再発見しましょうという狙いで始めたものです。
この流れで、今年になってから、冒頭でご紹介した「奥会津案内人講座」を始めています。地域のさまざまな文化を生かす取り組みには、適切なコーディネーターが必要です。来てくれた人に、「楽しかった」「とても深い体験ができた」と思ってもらうプログラムをつくるには、「体験学習法」といわれる手法のスキルと、奥会津の自然や文化の知識の両方をもった人材を、町の内外につくろうと、いろいろなゲスト講師をお招きしながら、フィールドワークを交えて一緒に学んでいます。
エコ・ミュージアムのプロジェクトから、いろいろな変化が起こり始めています。たとえば会議の進め方や広報が変わってきたり、廃校になったかつての分校を新しい自然学校として蘇らせようという動きが始まったり、農村ボランティアの試験的導入や、商店街の空き家で商工会青年部の人たちが食堂を始める準備をしたり、女性たちによる「食のワークショップ」などが起こっています。
「汝の足元を深く掘れ。そこに泉あり」というドイツの諺があるそうですが、エコロジー一本やりでいっても、こういう山村の地域では変化は根付きません。エコ・ミュージアムという地域に変化を起こす活動も、地元との協調をさぐりながら進める必要があります。
僕自身は、あちこちに「よそ者」としてお邪魔して、農山村に定住しているわけではありません。都会からボランティアを連れて来て地元学のワークショップをやるときに僕がよくいうのは、3つの約束をしよう、ということです。1つ目は「色んなことにビックリしよう」、2つ目は「何でも質問しよう」、3つ目は「そのことについて注釈をしない」です。ちょっと問題意識の高い人やいろいろ勉強した人は、すぐ自分で解析したり、自分に引き寄せて位置付けたりするんですけど、そういうことをしないで、ありのままを受け止めることが、結果として、地域の人たちが持っている技や知恵や心を非常に深く聴くことができる。お互いがつながっていくために、とても大切なことだと思います。
●配布資料
エコ・ミュージアムによる地域のつなぎ直し(PDF 約907KB)
スピーカープロフィール
◇中島デコ氏(マクロビオテック料理研究家)
クシマクロビオティックアカデミィ講師。日本CI協会師範貸師範科修了。米国クシ・インスティテュートにおいて半年間研修ののち、エバレット・ブラウン氏と出会う。現在、千葉県いすみ市の田畑つき古民家をブラウンズフィールドと名付け、世界各地から集まる研修生を迎え、子供たち、動物たちと共に持続可能なライフスタイルを実践中。昨年『ライステラスカフェ』をオープン。自分のライフスタイルを綴った著書「生きているだけでいいんじゃない」(近代映画社)「中島デコのマクロビオティックパンとおやつ」(パルコ出版)「マクロビオティック望診法 美人のレシピ」(洋泉社)など、執筆活動でも活躍中。
●ブラウンズフィールドホームページ
http://www.brownsfield-jp.com
◇猪瀬良一氏(見沼田んぼ福祉農園代表)
1949年東京生まれ。見沼田んぼ福祉農園代表。さいたま市・見沼田んぼ市民ネット会長。1973年、結婚を機に旧浦和市に転居し、1984年に「見沼田んぼを愛する会」に参加。86年、見沼田んぼ福祉農園を埼玉県に要請。99年に開園後、埼玉県より要請を受け同園代表に就任。米専門情報誌『ライスピア』(日本米穀小売振興会)編集委員。2004年より立教大学専任講師。07年より明治学院大学非常勤講師。共著『いのちの風 農のこころ』(學陽書房)のほか、『見沼学 第一号 福祉農園の公共性を問う』監修など。
●見沼田んぼ福祉農園
http://homepage2.nifty.com/minumafarm/
◇嵯峨創平氏(環境文化のための対話研究所(IDEC)代表理事)
1961年秋田県生まれ。市場調査会社、地域開発シンクタンクの研究員などを経て1995年に独立。まちづくり/環境教育/博物館の3つをキーワードにまちづくりプランナー&住民参加ファシリテーターとして活動を開始。一方で、居住地での住民活動や多摩エリアの市民ネットワークにも深くかかわる。2003 年、エコ・ミュージアムの研究と実践をテーマにしたNPO法人環境文化のための対話研究所(IDEC) を設立、同代表に。 現在は、福島県奥会津(只見川流域)でエコ・ミュージアム活動を展開中。
●環境文化のための対話研究所(IDEC)
http://www.npo-idec.com/
◇司会進行:多田博之(ジャパン・フォー・サステナビリティ共同代表)
大学では社会学、国際関係論等を専攻。会社員。環境カウンセラー。環境経済政策学会会員。製造業で、新規ビジネスの立ち上げ、営業企画、マーケティングに携わる。その後環境部署で、環境に関する戦略立案、環境コミュニケーション、環境報告書の作成などを担当。環境省「事業者の環境パフォーマンス指標に関する検討会」「企業の環境コミュニケーションが循環社会システムつくりに与える影響に関する検討会」など委員多数を歴任。環境レポート、コミュニケーションなどに関する論文、講演多数。著書『よくわかる環境会計』(中央経済社)。
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