ダイワJFS・青少年サステナビリティ・カレッジ
第7回講義録 「地域のファスト風土化とサステナビリティ」
◆ 講義録
◆ 私が考える「サステナブルな社会」
サステナブルな街づくりの実践に「ニューアーバニズム」があるが、そうした考え方は実は東京にもたくさんあります。クルマではなく鉄道を主体にし、居住空間と公共空間を切り離さず、歩いて楽しい街です。さらに、住民同士のコミュニケーションがあることで、ファスト風土とは違う、サステナブルなコミュニティが生まれるのだと思います。
◆ 次世代へのメッセージ
街づくりというソフトを考える人材、楽しい仕掛けを考える人材が地方には多くありません。宝の山があるのに、地元の人は「何もない」と言う。コーディネーターの役割を担う人がうまく入れれば、地域の活性化につながります。皆さんのように、東京で学んでいる若い人が出かけていって、「この街はいいですね」と笑顔で交流することも、いいきっかけになると思います。
講師プロフィール

三浦展(みうら あつし)
カルチャースタディーズ研究所代表
一橋大学社会学部卒業後、(株)パルコ入社。マーケティング情報誌『アクロス』編集長、三菱総合研究所(90年〜)を経て、99年、「カルチャースタディーズ研究所」設立。団塊ジュニア世代、団塊世代などの世代マーケティングを中心に調査。家族、消費、都市問題などを横断する独自の「郊外社会学」を展開し、家族論、青少年論、住居学など各方面から注目されている。著書に『下流社会―新たな階層集団の出現』『ファスト風土化する日本―郊外化とその病理』など。
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