ダイワJFS・青少年サステナビリティ・カレッジ
第4回講義録 「再生可能エネルギーの飛躍的拡大を狙った都の挑戦」
◆ 講義録
- 講義概要
- 配布資料(PDFファイル 約3,260KB)
- 参考ウェブサイト
東京都の再生可能エネルギー戦略
- 次の講義とのつながり
私たちは大量のエネルギーを使って、大量のモノをつくりだし、その廃棄にも大量のエネルギーを使っています。エネルギー以外も含めた広い意味での資源が、今の大量生産・大量消費・大量廃棄型の社会で、どのように循環しているか、どこに問題があり、解決の糸口はどこにあるのか、地球規模の視野で見ると、都の取り組みの背景がよく分かると思います。
◆ 私が考える「サステナブルな社会」
社会の持続可能性が概念として創造されたのは、社会の非持続可能性が発見されたことによります。したがって、持続可能な社会の実現とは、社会を非持続可能にするものを排除・回避するシステムを社会に創り出すことです。私はナチュラルステップの4つのシステム条件とその社会化に注目しています。緊急の地球温暖化による破局的リスクは別ですが・・・。
◆ 次世代へのメッセージ
今私たちが人類始まって以来の危機に直面していること、その解決に残された時間がまだ20年あることを学んでください。バックキャスティングから考えるその解決のためには、大きな社会変革が求められています。そのためには社会のしくみを変えることが必要です。そしてそのために、もっと政策に興味を持ってほしいと思います。世界中からベストと思えるお手本を選び、学び、実行に移してこそ、私たちが生み出した課題を私たちの手で解決することができるのです。
◆ 受講生の講義レポートから
「都が再生可能エネルギーの導入に積極的とは驚きです。政治の勉強をしているのに、日ごろは国の政治だけを見ていて、地方自治体が何をしているのか知りませんでした。もっと自治体の政策に関心を持とうと思います。今日の話で、日本や世界の将来に希望が見えました」
「社会のしくみづくりの重要性、学ぶ(真似ぶ)ときには最もいいところから学ぶ必要があるなど、サステナビリティの分野にとどまらず、今後の学生生活の糧になるような話を伺えたと思います」
「学生として何かアクションを起こしたいと思っても、政策は少し遠いものだと感じていました。都の取り組みに勇気付けられ、まずはパブリックコメントに目を通すことから始めたいと思います」
講師プロフィール

谷口信雄(たにぐち のぶお)
東京都環境局総務部企画調整課企画主査
東京都職員として、再生可能エネルギーと家電の省エネ、NGOとの連携を担当。東京の風力発電などに関して企画立案から実施まで携わり、自らNGOとしても活動している。
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