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| Posted by jfs |
2004.06.08 Tue
【イベント報告】地域レベル:持続可能な社会に向けた地域社会での取り組み(日米学生環境会議)

<グループディスカッション>

このグループでは、まず初めに、「地域社会で持続可能性を考える時に、大切なことは何か?」という質問をしました。

日本、アメリカ双方から、いろいろな答えが返ってきました。その中でも特に印象的なのが商店街の話です。まず、日本の学生から、衰退している商店街を活性化していくことが大事だという意見が出ました。そして、カンザス大学周辺の商店街でも、似通った状況であることが分かりました。

カンザスの商店街に大型ショッピングモールのウォルマートを入れる際、地元の意見が反映されて、両者が折り合う形で建設されたというケースもありますが、この事例は例外的で、多くの場合は地元の人々の意見は反映されていないということでした。

また、日米共に、地域社会が持続可能に発展するためには、コミュニケーションが欠かせないと考えていることが分かりました。日本の学生は、里山などのコミュニティの有効活用を例に、直接会って話をするコミュニケーションの必要性をあげました。一方アメリカの学生は、顔を合わせて話をする他に、コミュニケーションの補完的なツールとなるインターネットの有用性を述べました。また、"Nice to meet you!"というあいさつを心がけることは、より良い地域社会をつくる上での大切な一歩になると話し合いました。

このグループでは、意見の違いは特に明らかになりませんでしたが、大切だと思っていることは日本の学生もアメリカの学生もよく似ていることが分かりました。

<総評 〜パトリシア・グラハム教授より>

このグループでは、日本の学生とカンザスの学生の価値観がとてもよく似ていることが分かりました。例えば、日米共に、衰退している商店街を活性化する必要がある、と考えていることが分かりました。

日本の商店街とアメリカの地元の商店街はよく似ています。商店街について、もう少しローレンスを例にお話したいと思います。ローレンスは下町の商業地域ですので、住民は地元の商店を守りたいと思っています。

現在、ウォルマートがローレンスの中心街から離れた新興開発地区に2店目の出店を計画しています。これに対し市議会は、新興開発地域での大規模店舗出店計画に対し投票を行い、許可しないという決定を下しました。ウォルマートは引き続き建築許可を出すように訴えていますが、市当局は引き続きこの大企業と闘うことを表明しています。

最後に、"Nice to meet you!"というあいさつですが、この言葉は、地元のコミュニティを守り、住民一人一人を大切にしたいという考え方と密接に結びついています。商店街を守ることもこのあいさつに関連していると思いました。


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