藤色
平安時代、日本を事実上統治していた「藤原氏」の名前にもその文字が含まれているように、藤とは高貴さを伴う色でした。2000年前のローマ帝国でもこの色のマントを身にまとうことができるのは皇帝のみとされ、この色を染めたシルクは、金と同じ目方で交換されていたといい、世界的にも高貴な色とされていました。この藤色、なぜ高貴な色になったかというと、染師が染め物をする上でもっとも布地に染まりにくい色が紫系の色だからなのです。
平安時代、日本を事実上統治していた「藤原氏」の名前にもその文字が含まれているように、藤とは高貴さを伴う色でした。2000年前のローマ帝国でもこの色のマントを身にまとうことができるのは皇帝のみとされ、この色を染めたシルクは、金と同じ目方で交換されていたといい、世界的にも高貴な色とされていました。この藤色、なぜ高貴な色になったかというと、染師が染め物をする上でもっとも布地に染まりにくい色が紫系の色だからなのです。